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<title>ブログ</title>
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<title>だんじり祭りと大企業に共通する「不作為の合理性」</title>
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10月10日、泉佐野市と泉大津市で、だんじりの横転事故が相次ぎ、男性2人が亡くなりました。SNS上では、マスメディアでは報道されないような「センセーショナル」な映像が出回り、この事故の特殊性が改めて論じられているようです。人が死んでも祭りは続くのか。その答えを考えるとき日本の大企業の意思決定システムとの共通点に気が付きます。伝統を守る祭りと、合理性を追求するはずの企業は、一見すると全く異なる世界です。しかしその内部では、驚くほど共通する組織の病理が潜んでいるように思います。だんじり祭りには、伝統や地域の誇りがあります。安全対策の強化や中止は、祭りの迫力を損ない、地域から批判される可能性があります。一方で、開催を続けるリスクは関係者に分散され、誰か一人のリスクとして問われにくいと思われます。企業でも同様のことが言え、事業撤退を決めれば、雇用や過去の投資について説明責任が集中します。しかし、撤退を先送りした損失は複数の年度や部門に分散し、責任の所在が曖昧になります。つまり、変革には個人名が付いた責任が生じますが、不作為の責任は組織の中に溶け込みやすいのです。私が複数の大企業に勤めてきて思うのは、組織が変われないのは、変革の必要性を理解していないからではないと思います。変革する人が損をし、現状を維持する人が守られる仕組みになっているからなのだと思います。必要なのは、正しい決断をした人を守り、先送りにも責任を問う制度なのでしょう。変革を拒むのは無能ではなく、合理的にふるまう人々が、変わらない組織を合理的に維持してしまうことなのだと思います。世界中で躍進が続く企業を見ていると、合議制のような意思決定システムではなく、トップに経営のリスクとリターンが集中している企業が成長を続けている様子が見られます。日本的経営と言われた集団的意思決定システムの限界が見えているのかもしれないと、だんじり祭りの行方を考えている中、頭に浮かんできました。日本株投資に役立てないだろうか？
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20261017191214/</link>
<pubDate>Sat, 17 Oct 2026 19:26:00 +0900</pubDate>
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<title>転職市場</title>
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大手転職サービス会社が、転職仲介で成約率を上げるために人工知能（AI）の活用を進めてきたが、アドバイザーを介在したほうが転職後の求職者の年収が高くなったケースが多いことから、今後はAIによるマッチングよりも、アドバイザーによるコンサルティング比率を高めるとの報道がありました。（10/8、日経新聞より）代表挨拶にも書きましたように、私はサラリーマン時代に6回、転職を経験しています。6回のうち、2回がいわゆる「ヘッドハンター」経由の転職で、4回は直接の知り合いの方からの「引き」により転職をしています。今のようなAIの台頭がなかった時代のことなので比較対象にはならないかもしれませんが、転職経験者として「労働市場」の実態について思うことをお話しします。労働市場は、需要側が「このようなスペックを持った人材が欲しい、報酬はこれくらい払います。」供給側が「私はこんなことができます、こんな顧客を持っています、このような条件で雇用されることを希望しています。」というように、具体的なニーズのマッチングによって成り立っているマーケットです。以前は「年齢」という要素も重要な条件になっていましたが、近年の労働市場においては、年齢よりも「今、何ができるか」により重点が置かれる傾向があるように思います。このように需要側と供給側の「条件」がクリアになっているのであれば、あとはAIが最適なマッチングを行うことで、スムーズな価格形成ができるように見えます。ところが、ここには「情報の非対称性」の問題が存在します。企業は応募者の真の能力を十分には把握できませんし、労働者側も転職先の職場環境や将来性等を正確には知り得ません。このような不確実性は採用と転職の双方を慎重にさせ、本来成立するはずの雇用のマッチングを妨げます。私は、実際に何社もの企業で働いてきて、「この人は何故こんなに安い給料でこの会社で働いているのだろう。（もったいない！）」反対に「この方は、どうしてこれほどの高給をもらうことができているのだろう。（ラッキーな方だ！）」といった、労働市場の非効率性を幾度となく目の当たりにしてきました。特に痛ましく思うのが、優秀な社員が、旧来型の終身雇用という幻想を担保にとられながら、「長期延払い」的な報酬体系の下、超格安な条件で雇用され続けている状況です。冒頭の大手転職サービス会社の試みは、労働市場の「情報の非対称性」の障壁を低くして、日本の労働市場の効率化にいささかなれどもプラスの貢献をすることになるのでは、と期待します。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20261010065032/</link>
<pubDate>Sun, 11 Oct 2026 08:50:00 +0900</pubDate>
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<title>石垣島</title>
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「出張で」沖縄県石垣島に行ってきました。日本全国が営業エリアの運用会社に勤務していた頃、「沖縄」に出張を入れるときは、周囲からの「本当に仕事で行くのか」という無言のプレッシャーが大きくかかっていたことを思い出します。もちろん、純粋に仕事で行くのですが、どこか引け目を感じてしまうのです。それだけ日本人にとって沖縄は特別な場所ということなのでしょう。今は経営者としての出張で、誰かに遠慮する必要はないのですが、どこかで「これは純粋な出張だ」と問い正す自分がいることに驚きます。今回お会いした方から、ビジネスの話とは別に、石垣島と宮古島の住民特性の違いについて伺うことができました。石垣島と宮古島は、どちらも八重山諸島に属する沖縄県の二大離島ですが、石垣島は地権者の多くが「首都圏の富裕層」で占められているのに対して、宮古島の地権者は「地元」の住民であるとのことでした。そして地権者の属性により、二つの島の土地開発は異なった道を歩むことになったそうです。端的にいうと、石垣島はリゾート開発に対して否定的で、宮古島は積極的にリゾート開発しようというように、島の開発に対する姿勢に大きな違いがあるのです。確かに宮古島では、島に隣接する更なる小島との間に掛かる、流線型の綺麗な懸け橋が島中に見られ、豪華リゾートホテルが続々と開業しています。一方、今回訪れた石垣島には、従来からあるホテルをリニューアルしたリゾートはいくつかあるものの、新しいホテルが乱立している様子は見られませんでした。地権者の「自然を守りたい」との意向が強く働いているのだそうです。元来の「地元」の方々は、土地開発に積極的で、「首都圏の富裕層」の方々は島のリゾート化に否定的という構図を、興味深く聞かせていただきました。沖縄二大離島の開発に対する考え方の違いを伺いながら、私は眼前に広がるコバルトブルーの海を眺め、石垣牛やアグー豚、近海で取れた生マグロ三昧の2日間を過ごさせていただきました。これは「出張」だと、自分自身に言い聞かせながら。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260921094508/</link>
<pubDate>Sun, 04 Oct 2026 10:45:00 +0900</pubDate>
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<title>アクティブ運用とパッシブ運用</title>
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主にNISAの投資対象先として、オルカンが売れています。投資信託の商品の一つで、その名の通り、日本を含む先進国・新興国の全世界（約50ヵ国・3000銘柄以上）の株式に丸ごと投資できるのが特徴とされており、一本買うだけで、全世界の企業に分散投資ができるため、リスクを抑えながら安定したリターンを狙うことができる、という触れ込みが功を奏しているようです。また、日本人特有の「横並び意識」も影響しているようにも見えます。オルカンは、改めて申し上げるまでもなく、「MSCIオールカントリー・ワールド指数（MSCIACWI）という指数に連動するように作られている、「インデックス型投資信託」です。いわゆる「パッシブ運用」の形態をとる投資信託です。パッシブ型投資信託の、投資家サイドから見た最大のメリットは、インデックスとほぼ同じパフォーマンスが期待できることと、運用手数料が安いということになります。一方で「アクティブ運用」を標榜する投資信託は、インデックスと異なるリスクを取ることで、インデックスのパフォーマンスを上回るリターン（投資成果）を期待できますが、（もちろん、必ず投資成果が出る保証はなく、インデックスを下回る投資成果になる可能性もあります。）運用手数料は高めに設定されます。パッシブ運用とアクティブ運用で、どちらが「手間のかかる」運用商品かというと、元ファンドマネージャーだった私の経験からすると、パッシブ運用は、精緻な運用が必要だが、パフォーマンスを気にする必要がない。一方でアクティブ運用は、運用自体は案外アバウトに行われるが、パフォーマンス次第では、「クビ」になるリスクを常に意識しなければならないという心労が付きまといます。個人的には、精緻な細かい運用を求められるパッシブ運用の方が、高い運用手数料で報われるべきなのでは？との疑問を持っています。投資対象として、アクティブ運用が良いかパッシブ運用が良いかという問いは、禅問答のようなものです。現在のようにインデックス運用隆盛の状況下では、アクティブ運用の方が付加価値を付けやすいことはあるのでしょう。価格発見機能を担うアクティブ運用者が少ないということは、それだけ付加価値を付け易いということになるからです。逆にアクティブ運用の比率が大きくなってくると、今度は相対的にパッシブ運用の方がパフォーマンスが良くなる傾向があります。アクティブ運用とパッシブ運用は、「アコーディオン理論」のように、時代の流れとともに、栄枯盛衰を繰り返す宿命にあるといえるのでしょう。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260921091450/</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2026 09:21:00 +0900</pubDate>
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<title>ベッセント財務長官</title>
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「私が胴元だ」米国ベッセント財務長官の為替相場を巡る発言は、日米のマーケット関係者のみならず、世界中に驚きをもたらしました。G20の後には「日本はリフレ政策をやめるべき」との発言までされており、単なる金融政策だけでなく財政政策にまで発言が及んでおり、ここまでくると日本の独立性にまで踏み込んだ内政干渉になるのでは、との懸念を持たざるを得ません。日本の対米貿易黒字額は、7兆5千億円程度で、米国からみた赤字額のわずか5％程度です。国別では、中国、メキシコ、ベトナム、台湾に次ぐもので、以前のように円安だけが米国の不均衡の主要因との見方はできないように思えます。日本当局が為替介入のために、米国債を売却することによる米金利の上昇リスクを抑えるため、との理屈はあるかもしれませんが、米金上昇の直接的原因は、多くのエコノミストが指摘しているように、機関投資家からの米国債売り/円債買いの資金回帰（レパトリ）が背景にあるように見えます。私は2次情報しか持ち合わせませんが、GPIFのリバランスやスイス系プライベートバンクにる円債シフト等が主要因のように思えます。オランダ中央銀行は、保有する金（ゴールド）を巡り、米国に保管していた313トンのうち、86トンをイングランド中央銀行に移送（レパトリ）したと発表しています。フランス中央銀行も今年になり金地金の保管場所を米国からパリに移動させていますし、ドイツやイタリアでも米国に保管している金地金を自国に引き上げるべきとの声が高まっているそうです。（日経新聞より）本当に強いリーダーは、「自分はこんなに力があるんだ」と顕示することは決してしません。周囲が勝手に内心を慮るものなのだと思います。ベッセント財務長官が米国の力を誇示するような発言をすればするほど、マーケットはそれを見透かして、米国に対する信認は揺らいでいきます。親米家の私としては、少し寂しい思いがしますが、一方で米国債の絶好の投資機会が近くなっているのではないかとの思惑も同時に湧いてきます。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260919065734/</link>
<pubDate>Sat, 19 Sep 2026 06:59:00 +0900</pubDate>
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<title>夢見る少女じゃいられない</title>
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「夢見る少女じゃいられない」の2015年7月7日（七瀬の日）渋谷TSUTAYAOEASTで行われたYouTube動画は、相川七瀬さんのデビュー20周年ということで、マーティフリドマン（Gt）、真矢（Dr）、NATCHIN（Ba）、DIE（Key）に加え、織田哲郎本人がギターで参加するという超豪華なメンバーで構成されています。先日、今でも相川さんの大ファンというお客様（50代男性）と私で、この動画がなぜ「神動画」といわれているか討論（酒論？）になりました。別のブログで書きました、術後の激痛を耐える間に繰り返し見ていた動画が、正にこの動画であったため、私もついつい熱が入ってしまいました。デビューから20年経ち、20代の頃の刃物のように尖った「難波のロックンローラー」相川さんからは想像つかないほど角が取れた柔和な表情（私は2分46秒の映像が好きです！）、ENの最後の曲ということもあるのか、もはや正規の楽譜を意識しない歌唱力、バンドメンバーの「音」を「楽」しんで演奏する姿、二度と同じライブ演奏は叶わないという喪失感（LUNASEA真也さんのご冥福をお祈りします。）、その真也さんの絶妙にテンポを緩めた「あとノリ」のドラムス、小規模なライブハウスでの観衆とバンドの一体感。終始聴衆に手を振りながら笑顔で歌う相川さんに、30年前の彼女を知らない20代男子が「ガチ恋」するケースが続出しているのも頷けます。「夢見る少女じゃいられない」が往年期からのファンにはもちろん、当時を知らない世代にまでも「刺さる」曲であり続ける理由は何なのでしょうか？天才「オダテツ」ですら意図していなかったかもしれませんが、この曲の決め台詞「わかってる、いつまでも、夢見る少女じゃいられない」は、時を隔て哀愁のメロディラインとともに熟成され「ひとはいくつになっても、夢見る少年少女のままでいいんだ」という逆説的メッセージに訳されるからではないか、との結論に至りました。因みにこの動画、中毒性ありと思われますので、未視聴の方はお取り扱いに十分ご注意ください。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260911152043/</link>
<pubDate>Fri, 11 Sep 2026 15:20:00 +0900</pubDate>
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<title>9月入り</title>
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9月に入り、東京では朝夕の空気にほんの少し秋の気配を感じられるようになりました。とはいえ、日中はまだ夏の気配が残り、「もう9月なのか」と季節の進む早さに驚かされます。今年もここまであっという間でした。年始に考えていたことも、気が付けば3分の2が過ぎ、思い描いていたことの中に全く手をつけられていないものもあります。9月は残りの時間で何をするか、を考えるのにちょうどよい月と思うことにします。新年ほど大げさな決意ではないけれど、これまでの8か月を振り返り、これからの4か月をどのように行動してゆくか考えたいと思います。まずは、この夏にできなかった、「所得対策」のセミナーを来月に開催します。このブログを見てご希望の方がいらっしゃいましたら、メールでお問い合わせいただきたく思います。今期も敬愛コンサルティングをどうぞよろしくお願いします。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260905111900/</link>
<pubDate>Sat, 05 Sep 2026 11:39:00 +0900</pubDate>
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<title>ファーストクラス</title>
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ANA国内線の上位グレードの座席の名称は、以前は「プレミアムクラス」でしたが、今は「ファーストクラス」と呼ばれています。足の怪我を言い訳に、このところ地方出張の際には「ファーストクラス」を利用しています。この度、私が通路側、「その方」が窓側の隣同士となりました。年のころで60代半ばとお見受けする、上品ながらに「眼力」を持つ女性でした。私が、松葉杖をCAさんに預けるところを見て、「骨折ですか？」と声をかけられました。「はい。不覚にも膝のお皿をやってしまいまして。」とお応えしたところから短いフライトの間、お話しさせていただきました。ご自身も以前手首を折って、ボルトを入れたことがあること、ボルトを入れる時より、抜くときの方が辛かったこと、会社を経営していて騙されたことがあること、離婚して女手一つで子供を育て上げたこと、「どうしてこんなことになってしまったのか」、と思えるようなこともにも必ず意味があり、振り返ってみると「あのことがあったから今がある」と思えるということ。決して説教じみたものではなく、一言一言が身に染みる貴重な時間となりました。この方、ご年齢は80歳を超えていること、経営している会社は、東証スタンダード上場の美容系某企業であることを、教えていただきました。今回のファーストクラス搭乗の動機は、決して褒められたものではありませんが、たまたまファーストクラスに乗っていなければ出会えなかった方にお会できた、という意味において「怪我の功名」であったと感じます。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260828193914/</link>
<pubDate>Sat, 29 Aug 2026 11:45:00 +0900</pubDate>
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<title>セミファイナル</title>
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朝玄関を出ると、床に横たわる虫らしきものを発見しました。仰向けになって微動だにしない「あれ」です。恐る恐る、周りで足音をたててみると、やはりあれでした。もう動かないかなと思った瞬間、突然ジジジっと鳴いて飛び去ってゆきました。いわゆる「蝉ファイナル」です。今年の夏遭遇するのは初めてでした。蝉は、土の中で長い時間を過ごし、地上ではわずかな期間しか生きません。その短い夏を、まるで命を燃やすように鳴き続ける。だから、最後の力を振り絞るように飛び立つ姿を見ると、なんとも言えない気持ちになります。昨日、甲子園球場では高校野球の「準決勝」が行われました。こちらの「セミファイナル」は、優勝候補の筆頭と思われた横浜高校のエース織田さんが、智弁和歌山打線に打ち込まれ、敗退するというドラマがありました。高校野球も残すところ決勝戦のみとなりました。健大高崎高校も智弁和歌山高校も、清々しい野球で勝ち上がってきたチームです。今年の夏の風物詩もこの試合で最後と思うと、寂しい感じもしますが、ナイスゲームを期待したいと思います。「セミファイナル」も過ぎ、明日は暦の上では「処暑」です。厳しい暑さがようやく峠を越え、少しづつ秋の気配が混ざり始める頃です。現実にはまだまだ暑いし、朝からセミの鳴き声はまだあります。強い日差しも容赦はありません。それでも夕方の風や日の暮れる早さに、夏の終わりを感じる瞬間があります。私はこの夏、怪我の影響で「夏休み」は取り損ねました（というより毎日が夏休みでした？）が、過ぎゆく夏を惜しみながら、次の季節を迎える準備をしようと思います。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260821133618/</link>
<pubDate>Fri, 21 Aug 2026 13:36:00 +0900</pubDate>
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<title>お盆</title>
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まだ学生だったあの日、テレビで歌番組を見ていると「日航機がレーダーから消えた」とのテロップが入ってきました。ニュース速報のテロップとしては珍しい内容だな、と思うと同時に、子供心ながら、ただならぬ気配に緊張感を覚えたことをはっきりと記憶しています。今から41年前の8月12日、羽田発伊丹行きの日本航空123便は、群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落しました。乗客乗員524人のうち、520人が犠牲となった、国内航空史上最悪の事故です。あの日は、お盆の帰省ラッシュの真っただ中でした。飛行機に乗った人たちの中にも家族の待つ故郷へ向かう人が多くいたと思われます。故郷に「帰る」というごく当たり前の行動。その当たり前の帰路が、突然途切れてしまいました。年月が流れ、当時を知らない世代も増えましたが、それでも毎年この時期になると事故の記憶が語り継がれています。乗っていた人には、それぞれに家族がいたり、友人がいたり、仕事があり、帰りを待っている人がいたことでしょう。報じられる520人という数字のひとつひとつにそれぞれの人生があった。お盆とは、亡くなった人たちが帰ってくる季節と言われます。けれども、日航機事故で亡くなった人たちは、あの日帰ることができませんでした。私たちは普段、「家に帰る」ことを当たり前だと思っています。仕事が終われば家に帰る。旅行から帰る。お盆になれば故郷へ帰る。しかし、本当はその一つ一つが決して当たり前ではない。帰る場所があるということ、待ってくれる人がいること、無事に「ただいま」が言えること、それはとてもありがたいことなのだと思います。今年のお盆も多くの人がそれぞれの場所へ帰っていきます。その旅が無事であることを願います。そして、あの日帰ることのできなかった人たちの御霊に、静かに手をあわせたいと思います。
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<link>https://k-iconsulting.jp/blog/detail/20260814193014/</link>
<pubDate>Sat, 15 Aug 2026 11:30:00 +0900</pubDate>
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