インフレ率とベネズエラ
2026/02/28
米国がベネズエラの大統領を逮捕するという電撃的なニュースが世界を駆け巡ってから2か月が経ちます。一国の大統領が別の国に逮捕されるという驚愕な事変のあと、ベネズエラ国民からの「反逆」のような報道は一向に聞こえてきません。(二次情報しか持ち合わせない者には本当のところは分かりませんが)個人的には、ベネズエラの国民は大満足しているのではないか、との推測をしております。「インフレ率」という観点からみると、ベネズエラは国としての体裁をとっくに失っていると思われるからです。
ベネズエラの2025年の年間インフレ率は150%を超えています。インフレ率150%ということは、100円のペットボトルの水が、1年後1+150/100=1+1.5倍、つまり2.5倍になるということです。同じインフレ率が継続した場合、今日100円で買えるペットボトルが一年後には250円に、二年後には625円に、三年後には1500円を超える値段になるということです。「物価高」が選挙の争点になるほどの大問題として捉える日本のインフレ率は、2025年で2.5%程度です。インフレ率150%とは、国家経営がすでに「破綻」していると同義だ、としても差し支えないように思われます。
健全なインフレ状態は、長らくデフレ脱却を渇望していた日本にとって望ましいものですが、インフレ率が「暴走」はしないよう、高市政権には「コントロール」も利かせながら経済運営を行っていただきたいと願います。
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