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石垣島

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2026/10/04

「出張で」沖縄県石垣島に行ってきました。

日本全国が営業エリアの運用会社に勤務していた頃、「沖縄」に出張を入れるときは、周囲からの「本当に仕事で行くのか」という無言のプレッシャーが大きくかかっていたことを思い出します。もちろん、純粋に仕事で行くのですが、どこか引け目を感じてしまうのです。それだけ日本人にとって沖縄は特別な場所ということなのでしょう。今は経営者としての出張で、誰かに遠慮する必要はないのですが、どこかで「これは純粋な出張だ」と問い正す自分がいることに驚きます。

 

今回お会いした方から、ビジネスの話とは別に、石垣島と宮古島の住民特性の違いについて伺うことができました。

石垣島と宮古島は、どちらも八重山諸島に属する沖縄県の二大離島ですが、石垣島は地権者の多くが「首都圏の富裕層」で占められているのに対して、宮古島の地権者は「地元」の住民であるとのことでした。そして地権者の属性により、二つの島の土地開発は異なった道を歩むことになったそうです。端的にいうと、石垣島はリゾート開発に対して否定的で、宮古島は積極的にリゾート開発しようというように、島の開発に対する姿勢に大きな違いがあるのです。確かに宮古島では、島に隣接する更なる小島との間に掛かる、流線型の綺麗な懸け橋が島中に見られ、豪華リゾートホテルが続々と開業しています。一方、今回訪れた石垣島には、従来からあるホテルをリニューアルしたリゾートはいくつかあるものの、新しいホテルが乱立している様子は見られませんでした。地権者の「自然を守りたい」との意向が強く働いているのだそうです。

元来の「地元」の方々は、土地開発に積極的で、「首都圏の富裕層」の方々は島のリゾート化に否定的という構図を、興味深く聞かせていただきました。

 

沖縄二大離島の開発に対する考え方の違いを伺いながら、私は眼前に広がるコバルトブルーの海を眺め、石垣牛やアグー豚、近海で取れた生マグロ三昧の2日間を過ごさせていただきました。これは「出張」だと、自分自身に言い聞かせながら。

 

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